防犯 2012年10月24日

第116回 あなたは大丈夫?“防犯間違い探し“〜夜道の歩き方編〜

こんにちは。良い季節なので、運動でもと思っていたら、山中伸弥京都大学教授がノーベル医学生理学賞を受賞されたという素晴らしいニュースが舞い込んできて、なぜか無性に読書がしたくなり・・・早速、書店で一冊購入。「運動もいいけど、やっぱり読書の秋!」に目覚めました。
「日々挑戦」と語られる山中教授。医療の世界がますます進化していくことが期待されますよね。私たち、安全委員会のメンバーも、皆さんの「安全・安心」な生活づくりの一助となれるよう、活動を続けていきます!

2012.10.24更新

 防犯対策は、まず、しっかり防犯意識を持ったうえで、効果的な防犯対策を取り入れるのが理想です。そこで、今回も防犯対策の間違い探しにチャレンジしていただきましょう。今回は、「夜道の歩き方」編です。皆さんは、いくつ見つけられますか?

"防犯間違い探し"に挑戦!

 イラストの中から、防犯対策として"間違っているもの"を探し、あなたの防犯対策度をチェックしてみましょう。今回は、夜道の歩き方です。さて、対策できていない所はどこでしょう?

 いかがでしたか。あなたは、いくつ対策できていないポイントを見つけられましたか?では、防犯対策ばっちりの「防犯女子」の夜道の歩き方を見てみましょう。

これが正解!防犯チェックポイント

1:バックは建物側に持つ
 ひったくりに遭わないために、道路を歩くときはバッグは建物側に持つことが大切。ひったくりの手口は、バイクや自転車を使ったものがほとんどです。車道から遠ざかるだけで、ひったくりに遭いにくくなります。

2:人通りのある明るい道を歩く
 疲れていると、暗くても近道を選んでしまいがち。でも、万が一の時のことを考えてください。人通りのある道を選び、さらにいざという逃げ込める場所もチェックしておくようにしましょう。いざという時のことを想定しているのが「防犯女子」です。

3:足早に、後ろにも注意を払って歩く
 常に警戒心を持ち、周囲の変化には気を配りながら足早に歩きましょう。時々後ろを振り返りながら歩くのも防犯対策として効果的です。万が一、自分の身に危険がせまりそうな時、いち早く気づき、すぐに対応できるよう、気を抜かないように歩きましょう。

4:中身が見えないようきちんとバッグを持つ
 普段からバッグの口は閉めておくこと。電車内などのスリ対策にも効果的です。車道と反対側にバッグを持つ、中身が見えてしまうバッグは上からハンカチなどを1枚かけるだけでも、立派な防犯対策です。習慣づけましょう。

5:バッグの見える場所に防犯ブザーをつける
 防犯ブザーは、いざというとき声の代わりになり、身に危険が迫っていることを周囲に知らせてくれます。見える場所につけることで、防犯意識の高さを周囲にアピールでき、狙われにくくなります。
 また、ときどき学生の方に見られるのが、定期券をバッグの外側につけていること。自宅の最寄り駅と勤務先や学校などの最寄り駅が記された定期券は大切な個人情報です。表面が見えないパスケースに入れ、しっかりバッグにしまうようにしましょう。

 あなたの夜道の防犯対策は、いかがでしたか?
 今回ご紹介したほかにも、毎日、同じ時間、同じルートで帰宅するなど、行動がワンパターンになるとライフスタイルが悟られやすくなり危険です。帰り道を変えるなど、ちょっとした工夫が防犯対策になります。正しい防犯対策で、犯罪を寄せつけない「防犯女子」を目指しましょう。

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