第73回 交通ルールを守って、安全で快適な自転車ライフを!
こんにちは。すっかりクリスマス一色になった街を見ていると、華やいだ気分になりますね。震災など悲しい出来事があった今年ですが、クリスマスツリーのオーナメントが東北の女性たちの手作りだったり、東北の素材を使ったドリンクが発売されたりといった試みもあるので、応援する気持ちでクリスマスを楽しむのもいいのではないでしょうか。
2011.12.5更新
数年前から、エコや健康のことを考えて、自転車を利用する女性が急増中のようです。さらには、山ガール、釣りガール、宙ガールなどとともに、"自転車ガール"も登場し、単に街中を走行するだけでなく、本格的なロードバイクでのサイクリングを趣味として楽しむ女性も増えているようです。自転車は、とても手軽な移動手段であり、始めやすい趣味でもあるのですが、皆さんは正しいルールをご存知ですか?安全で快適な自転車ライフのためにも、ここで一度、正しいルールを確認してみましょう。
東日本大震災後、自転車事故が増加
昨年、東京都内で起きた自転車がかかわる交通事故は年間で21,325件でした(警視庁調べ)。そして、今年1〜8月までの8カ月間では、交通事故全体に占める自転車事故の割合は37.8%と過去最高を記録しました。東日本大震災以降に、通勤・通学で自転車を利用する人が増えたことが影響しているのか、前年の同じ期間に比べて自転車事故の割合が増加しているといいます。
皆さんの中にも、自宅から最寄り駅、または会社まで自転車を利用したり、趣味でサイクリングを楽しんだりしている人もいらっしゃるのでは?自転車は、免許なしで気軽に乗れ、エコや運動不足解消にもなる便利な乗り物ですが、事故には十分注意しなくてはなりません。
また、自分が事故に遭ってしまう可能性があるだけでなく、ちょっとした不注意で、他人にケガをさせてしまうことも・・・。常に安全に配慮して乗るようにしましょう。
自転車は「車両」です。自覚と責任を持った運転を
自転車事故の増加を受け、警視庁では自転車による歩道での走行や、一時停止違反などの取り締まりを強化しています。警察庁でも、自転車に乗る人のルールやマナーを守ろうという意識が十分でないとして、自転車は車道を走るという原則についてや、悪質で危険な運転は摘発するよう、全国の警察に指示しています。
交通ルールは、自動車などの運転免許を取得していないと知らないことがあったり、免許を持っていても普段は運転しない(いわゆるペーパードライバー)ために忘れていることもあったりします。
ここで、自転車の走行ルールを確認しておきましょう。
- 自転車は「車両」の一種(軽車両)
- 夜間はライトを点ける
- 交差点では一時停止し、安全を確認
- 飲酒運転、二人乗り、並走、傘差し運転などは禁止
また、自転車は車道を走るのが原則とされていますが、道路標識などで指定された場合や、交通状況でやむを得ない場合などは歩道の走行も認められています。歩道を走る場合は、あくまでも歩行者優先なのでゆっくり走り、事故が起こりやすい見通しの悪い交差点などでは、特に注意して、人や車が来ないか確認しましょう。
"自転車は車両"という意識を持つだけで、走り方が変わるかもしれません。交通ルールやマナーを守れば、防ぐことができる事故が多いので、一人ひとりが注意する意識を持ちたいですね。
マナーを守り、安全に配慮する
交通ルールに違反した場合には罰則が設けられていますが、"マナー"を守ることも大切です。急いでいるからといってスピードを出したり、車の間をすり抜けて走行したりするのは禁物。イヤホンなどで音楽を聴きながらの走行や、運転中に携帯電話の操作をするのも、とても危険です。歩行者や車、ほかの自転車に配慮した運転を心掛けましょう。
また、夕方・夜間は、車や歩行者から見えやすいように早めにライトを点け、バッグにリフレクターをつける、明るい色の洋服を着たりするなど、安全対策を工夫しましょう。もちろん、カゴにひったくり防止カバーやカゴとバッグをロックするグッズを付けたり、駐輪するときはツーロックにするなどの防犯対策も忘れずに!
自転車は手軽に楽しむことができますが、運転の仕方によっては被害者にも、加害者にもなりうる"車両"です。そのことを忘れずに、快適な自転車ライフを送ってくださいね。
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