防犯 2024年05月01日

第403回 女性の「ひとり飲み」で気を付けたいことは?

「ひとり飲み」を楽しむ女性が増えているそうです。
仕事帰りや外出先で、気になる店にふらっと入り、スマートにお酒や料理をたしなむ。そんなひとり飲みができたらステキですね。
今回は、女性のひとり飲みで気をつけたい注意ポイントをまとめます。
安全に、楽しくひとり飲みを満喫しましょう。

ひとり飲みってどんなもの?

ひとり飲みをする理由や目的は人それぞれ。
ひとり飲みでプライベートな時間を楽しむ人、お店の人との交流を楽しむ人など、息抜きや気分転換の目的でひとり飲みをしている方が多いようです。

お気に入りの店や行ってみたかった店でゆっくりお酒を楽しむもよし。
食事のついでにサクッとお酒を楽しむのもよし。
時間も予算も自分の都合。

「ひとり」を満喫できるのがひとり飲みのいいところですね。

一方で、女性のひとり飲みにはこんなリスクやデメリットも考えられます。

・会話せず飲むことに集中するためお酒が進みすぎてしまう
・トイレなどで席を外したときに荷物を狙われる可能性がある
・ひとりでいるために異性から声をかけられやすい
・酔ってしまったときに助けてくれる人がいない

女性のひとり飲みには、節度のある飲み方はもちろん、周囲の状況に気を配ることも必要です。
ふだんと同じように防犯意識を忘れないようにしましょう。

女性がひとり飲みするならどんなお店?

女性が楽しくひとり飲みするためには、お店選びも大事なポイント。
ひとり飲み初心者の方は、こんなお店を探してみると良いでしょう。

□ 規模が大きすぎない
広いお店はスタッフの目が行き届きにくく、万が一トラブルが起きたときが心配です。
ひとり飲み初心者なら、カウンター席が中心のこじんまりしたお店をおすすめします。
ひとり飲みでは荷物管理にも注意が必要なので、店員さんの目が届くような、規模が大きすぎないお店だと安心です。

□ 入りやすい
お店の前にメニューや価格、支払い方法が掲示されている、外から店内の様子が見えるなど、身構えずに入れそうなお店を選ぶのがおすすめ。

□ 過ごしやすい
その場で出会うお店の人やお客さんとの交流を楽しみたいのなら、ワイワイとにぎわう活気のある店に、
静かにお酒を楽しみたいのなら、落ち着いた雰囲気のお店など、その時の自分の気分に合わせたお店を選びましょう。
落ち着いて過ごしたいときは、座席同士は離れてゆとりがあるお店を選ぶと、より穏やかに楽しむことができますよ。

□ 女性のひとり飲み歓迎店
ひとり飲みする女性が増えていることから、積極的に受け入れているお店もあります。
「女性のひとり飲み歓迎」をうたっているお店であれば、ひとり用のポーションで料理を供していたり、落ち着いて過ごせる席に案内してくれたりすることもあるでしょう。

ひとり飲みに不安があるなら、まずは友達と一緒に入店して雰囲気を確かめておくと良いでしょう。
クチコミも参考にしてみてください。

女性のひとり飲みで注意したいポイント

女性がひとり飲み中に注意したいことをまとめます。

(1)飲み過ぎに注意!
飲み過ぎてお店で寝てしまう、酔っぱらって羽目を外してしまうなど、お店に迷惑をかける行為は避けなくてはなりません。
お酒に集中しすぎず、料理と一緒に適度にたしなむことを心がけましょう。
チェイサーとしてお水を頼んでおき、お酒と交互に飲むようにすると血中のアルコール濃度が急激に上がるのを避けられます。

(2)料理は食べきれる量を
ひとり飲みでは、注文した料理を食べるのもひとり。
食べきれず残してしまうことがないように注意してください。
一度にたくさん頼まず、1~2品ずつ様子を見ながら注文したほうが良いでしょう。

(3)服装に注意
露出の多い服装では悪目立ちする可能性があります。
酔っぱらってすきができると盗撮に気づきにくくなるかもしれません。酔っていても警戒心は忘れずに。
夏場でもカーディガンやショールなど羽織れるものを持っておくと、エアコンによる冷え対策にもなります。

(4)貴重品は身につけておく
飲食店での置き引きの被害が発生しています。
ひとり飲みでは特に、荷物は手元から離さないようにしてください。
トイレに行くときも持ち運びやすいコンパクトなバッグがおすすめ。
大きな荷物があるときは、席を外すときは店員さんに預けるなどして放置しないようにしましょう。

(5)気になることがあったら店員さんにすぐ相談
不快な人や酔った人に絡まれるリスクもあります。
ひとりで対処するのは危険です。
心配なことや不安なことがあったら、躊躇せず店員さんに相談しましょう。

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最近はSNSで女性のひとり飲みの様子をアップするアカウントもたくさん見かけます。
お店探しの参考にしている女性も多いかもしれませんね。

ひとり飲みをしたい女性にとっては参考になる情報ですが、自分がSNSにアップするときは注意が必要です。
個人情報や居場所を特定されたり、お店とのトラブルに発展したりするリスクも皆無ではありません。

リアルタイムでの投稿は避ける、自分やお客さんの顔がわからないようにする、お店の許可を得て撮影するなど、SNSの基本的なマナーやルールも忘れないようにしてくださいね!

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