報道資料 | 2012年3月7日
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セコム株式会社(本社:東京都渋谷区、社長:前田修司)は、株式会社ケーズ・パブリッシング(本社:東京都新宿区、社長:勝部圭一)が発刊する雑誌『防犯のプロが教える わが子を守る家族の安全マニュアル』の監修を行い、このほど、全国の書店やスーパー(雑誌売り場コーナー)で発売されます。
近年、子どもが犯罪被害に遭う事件が相次いでいます。警察庁の統計によると、20歳未満の未成年者を対象にした犯罪被害の件数は2002年をピークに減少傾向にはあるものの、毎年2万人を超えています。全体の犯罪のうち、子どもが被害者となる割合が高い犯罪として、強姦、強制わいせつ、略取・誘拐などが挙げられます。強制わいせつは全体の半数以上、略取・誘拐は80パーセント以上と、大部分が子どもを狙ったものです。また、犯罪だけでなく、交通事故や外出時や家庭内の事故、インターネット・ケータイのトラブルも急増しており、無視できない問題になっています。
こうした中、子どもの周りに潜む犯罪被害や事故などの危険について、お子さんを持つ親御さんに正しい認識をもってもらいたいと願い、安全対策の“決定版”となるような安全本を制作しました。
この雑誌の制作にあたっては、セコム株式会社「子を持つ親の安全委員会」が監修を担当しました。セコムは企業や家庭向けのオンライン・セキュリティシステムを中心に事業を展開していますが、2001年4月からは、わが国初のGPSと携帯電話基地局を使った位置情報提供システム「ココセコム」の販売を開始しました。現在、人・車・物を対象に全体で約74万3000件の契約件数がありますが、その中で多くのお子さんにもご利用いただいています。こうしたサービスの提供などを通じてセキュリティのノウハウを持つセコムの社員で、かつ小さな子どもを持つ親でもある社員で構成する委員会で、今回の安全本の監修にあたりました。
このたび発売された安全本の普及を通じて、屋内外に潜む危険に対して、お子さんとその保護者がそれを察知し、回避できる知識を身につけていただき、子どもたちが安心して過ごせる環境作りのお役に立てばと考えております。
(1) | 「セコム 子を持つ親の安全委員会」が監修 委員会のメンバーは、独自の研究部門であるセコムIS研究所の研究員2名を含むセコムの社員8名。これまで培ってきたセキュリティのノウハウと独自の視点で、子どもの安全対策を研究し、啓発しています。 |
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(2) | 子どもの「安全・安心」に関する幅広いテーマを網羅した子ども向け安全対策本の“決定版” 本書は、お子さんがいる親御さんに知っておいて欲しい、子どもの「安全・安心」に関わる様々なテーマを取り上げています。具体的には、登下校や外遊びの時に潜む危険、家庭内の事故、季節ごとの注意点、インターネット・ケータイの問題点、家族で行う防犯教育、災害時の安全対策の7つの章で構成されています。さらに各章の中のテーマも各1ページ程度で、ポイントを押さえた、簡潔で分かりやすい誌面となっています。 |
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(3) | テーマ別、年齢別など興味に応じてご覧いただける安全対策 巻頭には、不安なことや心配なことから章を探すことができるページが用意されており、今気になっている内容からご覧いただくことができます。また、章の内容ごとに対象年齢マークがついているので、特に気をつけていただきたい年齢層の目安としてご利用いただけます。 |
セコム株式会社「子を持つ親の安全委員会」は、セキュリティのプロである社員で、子を持つ親の研究会です。セコム本社、セキュリティなどの研究を行うセコムIS研究所の社員、計8名で構成されています。
セキュリティのプロと、親の双方の視点から、子どもの安全を考え、犯罪から子どもを守るための必要な考え方・ノウハウを体系化し、子どもの安全について広く啓発することを目的とした委員会です。
書名 | :『防犯のプロが教える わが子を守る家族の安全マニュアル』 |
監修 | :セコム株式会社 子を持つ親の安全委員会 |
出版社 | :株式会社ケーズ・パブリッシング |
価格 | :800円(税込 |