報道資料 | 2016年12月21日 セコム株式会社 |
セコム株式会社(本社:東京都渋谷区、社長:中山泰男)は、ホームセキュリティ、ヘルスケアを融合したリストバンド型の健康管理・救急対応サービス「セコム・マイドクターウォッチ」を開発。来年初夏から正式にサービス提供を開始する予定です。また、それに先駆け来年1月から「セコム・ホームセキュリティ」のご契約者を対象にモニターを募集し、トライアルでの提供を行います。
セコムは、1981年に日本初の家庭用安全システムである「セコム・ホームセキュリティ」を発売。2016年9月末現在、約117万4,000件のご契約をいただいております。(法人向け契約件数は約101万4,000件)
そして、1982年には「セコム・ホームセキュリティ」のオプションサービスとして、日本初の救急通報システム「マイドクター」を発売。さらに、2013年にはご自宅だけでなく外出先でも利用可能な、携帯電話・GPS機能・救急通報機能を備えた高齢者救急時対応サービス「セコム・マイドクタープラス」の提供を開始しました。
今回開発した「セコム・マイドクターウォッチ」は、このマイドクターシリーズの機能をさらに発展させたものです。「セコム・ホームセキュリティ」のオプションサービスとして、リストバンド型ウェアラブル端末を使い、健康管理と救急対応サービスを一体にして提供します。
健康管理サービスは、歩数や消費カロリーといった活動量を計測し、ご自宅では「セコム・ホームセキュリティ G-カスタム」の液晶モニターでグラフを表示することができます。また、救急対応サービスは、「救急通報」や「転倒検知」、「ライフ監視」といった機能で日常生活の不安に対応し、異常発生時には、全国約2,800カ所の緊急発進拠点から緊急対処員が駆け付け、必要に応じて救急車の手配を行います。このようなサービスにより、健康意識が高い方から健康に不安のある方まで幅広くご利用いただけます。
「超高齢社会」を迎え、高齢者世帯の不安や健康増進への意識が高まるなか、日常のヘルスケアサービスに、セコムならではの万が一に備えた救急対応の融合を目指した本サービスを通して、あらゆる方の「安全・安心・快適・便利」な暮らしの実現に貢献していきたいと考えております。
①活動量測定
歩数や消費カロリーを計測することができ、日ごろの健康管理に役立てていただくことができます。また計測したデータは、「セコム・ホームセキュリティ G-カスタム」の液晶モニターにグラフを表示することができます。
②救急通報
急病時、「セコム・マイドクターウォッチ」本体のボタンを押すことでセコムに救急通報することができます。セコムは緊急対処員をご自宅に急行させるとともに、必要に応じて救急車の手配も行います。
③転倒検知
急な体調悪化などで突然意識が失われ、バタンと転倒した時など、その衝撃を「セコム・マイドクターウォッチ」が感知し、かつ身動きの取れない状態であることを検知することで、救急通報ボタンを押さなくてもセコムに自動で救急通報を行います。セコムは緊急対処員をご自宅に急行させるとともに、必要に応じて救急車の手配も行います。
④ライフ監視
「セコム・マイドクターウォッチ」が一定時間、装着されている方の動きを検出できなかった場合に、セコムに自動で救急通報を行います。セコムは緊急対処員をご自宅に急行させるとともに、必要に応じて救急車の手配も行います。
なお、モニター調査期間は「活動量測定」機能以外はご自宅での利用に限りますが、2017年初夏の正式サービス開始時にはスマートフォンと連動させることで、屋外での利用や、スマートフォンアプリを用いた健康管理サービス、IoTに対応した体組成計や血圧計などとの連動も可能になります。また、将来的には、血圧や脈拍、体温などの測定機能を持たせることで、病気予兆検知までサービスを拡大する見込みです。
2017年1月 | モニター調査開始 (活動量測定・ご自宅での救急通報・転倒検知・ライフ監視機能) |
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2017年3月 | モニター調査期間終了 |
2017年初夏 | 正式サービス開始 (屋外での利用・スマートフォンアプリを用いた健康管理サービス・IoTに対応した体組成計や血圧計などとの連動も可能) |
セコム・マイドクターウォッチ
(救急通報・消費カロリー)
セコム・マイドクターウォッチ
(救急通報)
セコム・マイドクターウォッチ
(救急通報)
セコム・マイドクターウォッチ
(救急通報)
本件に関するお問い合わせは、下記までお願いいたします。
セコム株式会社 コーポレート広報部 安田、金平 TEL:03-5775-8210