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自律型の小型飛行監視ロボットを開発
セコムは12月26日(水)、民間防犯用としては、世界初の自律型の小型飛行監視ロボットの試作機を開発し、セコム本社で報道発表を行いました。
これは、セコムがこれまでに培ってきた画像解析技術やセンシング技術、ロボット技術などを駆使したロボットで、現在、実用化に向けて研究開発を進めております。
このロボットは、敷地内への侵入に対し、より的確に対応し、犯人の特長を確実に捉える、自律型の小型飛行監視ロボットです。
オンライン・セキュリティシステムと組み合わせ、異常発生時には自律飛行し、不審者の特長を鮮明に画像として記録し、セコムに送信することが可能です。
■ 自律型の小型飛行監視ロボットの特長
セコムの独自技術を搭載した自律型の小型飛行監視ロボットの主な特長は以下のとおりです。
(1)民間防犯用としては世界初となる、小型飛行監視ロボット
敷地内への侵入など、異常発生時に、自律飛行により対象の人や車などに接近・追跡し、画像で撮影する、防犯を目的とした小型飛行監視ロボットは世界初です。
(2)オンライン・セキュリティシステムとの連動でより迅速な対応が可能
セコムの各種オンライン・セキュリティシステムとロボットが連動することで、以下を実現し、より迅速な対応が可能となります。
オンライン・セキュリティシステムにより侵入場所を特定し、確実に対象のもとへ移動が可能
小型飛行監視ロボットは撮影位置や撮影方向を自動制御できるため、最適な映像が撮れ、証跡性も高い
小型飛行監視ロボットの追跡機能を使うことで、逃走情報(逃走手段/方向)を的確に捉えることができる
小型飛行監視ロボットから送られる情報を使い、より的確な対応ができる
(3)死角なく、不審者や不審車両の対象画像を記録
小型飛行監視ロボットが自律で不審者などの対象に接近するため、監視カメラやセンサーが設置されていない場所であっても、不審者や不審車両などの全方位を撮影・記録することが可能です。
(4)セキュリティの核となるセコム独自の技術を搭載
遠隔画像監視システム「セコムAX」「セコムIX」「セコムロボットX」などで培ってきた画像処理技術や画像分析技術をはじめ、屋外侵入監視センサー「レーザーセンサー」で培ってきたセンシング技術、人物や車両などを追跡する追跡技術などが応用されています。
(5)敷地内の航行制御と安全性の確保
小型飛行監視ロボットは、あらかじめプログラムされた敷地内の飛行エリアのみを 航行するなど、以下のような安全性を確保しています。
飛行領域はあらかじめプログラムされた敷地内に限る
人や車などの対象とは一定の距離を保って飛行する
環境の変化などによる通信途絶を含め、ロボット自体に異常が発生した場合は、速やかに安全な場所に着陸する
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セコム株式会社
コーポレート広報部
世界初、民間防犯用の飛行監視ロボット
自律飛行で不審者に接近
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