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秋の連休「シルバーウィーク」を前に~家を留守にする時のポイント~

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セコムの舟生です。

5月の「ゴールデンウィーク」のように、秋の大型連休を「シルバーウィーク」と呼ぶそうです。9月19日(土)~23日(水)までのシルバーウィーク期間中に旅行を計画しているご家庭も多いことでしょう。夏の暑さも和らぐこの時季は、ハイキングや味覚狩りなどを楽しむにもピッタリ!シルバーウィーク以外にも、10、11月は連休が多いので、家族で出かける機会が増えそうですね(^o^)/

そこで今回は、行楽シーズンを前に、みなさんにぜひ知っておいていただきたい、家を留守にする際に気をつけておきたいポイントについてお話します。

* * * * * *

空き巣被害を防ぐために、日頃から対策を

旅行などで家を留守にするとき、まず心配なのが空き巣被害です。空き巣に入られると、モノを盗まれる損失だけでなく、泥棒に侵入されたこと自体や大切なものを失ったことで精神的なショックも受けます。「また空き巣に入られるのではないか」「不審者に自分の生活を見られているのではないか」という不安や恐怖を感じる人も少なくありません。

そのようなことが起こらないように、まずは家に侵入させないことが大切です。自分でできる対策をしっかりとし、不審者が侵入しにくい家、狙われにくい家をめざしましょう。日頃からの対策としては、ドアや窓など開口部に侵入抑止の対策をする、家の周囲は整然としておき、特に窓の周囲に物を置かない、泥棒が嫌う「地域の目」を育むなどが挙げられます。窓に取り付ける補助錠は比較的安価なものが多いですが、一方で、玄関扉の錠を交換するなどといった防犯対策には費用の掛かるものもあります。対策が手薄なところから少しずつ備えるのもよいでしょう。

犯罪者は「地域の目」を嫌います。普段見かける人には「こんにちは」とあいさつをして、一方で、普段見かけない人が家の様子をうかがったりしているのを見かけたら、「何かご用ですか?」と一声かけるような地域環境づくりは、防犯に大いに有効です。警察や自治体が地域の犯罪発生状況をメール配信するサービスを行っているところもありますので、利用されるとよいでしょう。

そして、何より、ドアや窓のカギを掛け忘れないようにすることが肝心です。意外と思われるかもしれませんが、カギを掛けていないドアや窓から侵入されるケースはとても多く、マンションでは侵入手段の第1位(2008年警察庁調べ)となっています。ちょっとした外出でも、全ての窓・扉が施錠されているかよく確認するようにしましょう。


留守にする際に気をつけておきたいポイント
防犯の面から考えると、留守であることを不審者に知られないことがポイントです。お子さんにも防犯に関心を持ってもらうためにも、お出かけ前に、親子で一緒に防犯チェックをしてみましょう。

長期不在の場合には、新聞や郵便の配達を止める
郵便受けに新聞や郵便物が溜まっていれば、留守宅だとわかってしまいます。こういった小さな隙を泥棒は見逃しません。数日間留守にするときには、新聞の販売店や郵便局に連絡をして新聞・郵便の配達を止めてもらいます。このとき、「旅行に行くから」と、わざわざ留守を宣言する必要はありません。「事情があって少しの間、配達を止めてください」程度に、あいまいにしておくとよいでしょう。

厚いカーテンを引いて外出しない
みなさんのお宅では、昼間、家に居るときに厚いカーテンを引いていることはないと思います。昼間から厚いカーテンを引いて出かけることは、しばらく帰宅しないことを泥棒に知らせるようなものです。レースのカーテンを引く程度にとどめておきましょう。

照明器具を上手に使って在宅を装う
「ひょっとして家の人が帰っているのかも...」と泥棒に警戒心を抱かせるような工夫は、防犯面で有効です。家の人が在宅しているように見せるために、タイマーを使って照明のスイッチを自動でオンオフすることができます。タイマーが無い場合は、外から目につく一部屋だけは明かりをつけておくというのも、一つの手です。レースのカーテン越しに室内の明かりが見えれば、「ひょっとして、中に人がいるのかも...」と、不審者は警戒します。

ラジオを付けっぱなしにして出かけるのも方法です。ただし音量は外から耳を澄ませば聞こえる程度にセットしましょう。大音量だと、近所とのトラブルになりかねませんので注意してください。

洗濯物は取り込んで出かける
日が沈んでも、洗濯物がベランダなどに干してあるようでは、留守を悟られて空き巣に狙われやすくなります。また、燃えやすいものが外にあると、放火の心配もあります。夜まで帰って来ないときには、洗濯物を家の中に干すようにしましょう。

留守にするときは、隣近所にひと声かけて出かける
犯罪者は「人の目」を嫌います。日頃から備えたい対策のところでも触れましたが、留守中の不審者情報の共有や声かけは防犯に大いに有効です。もし、隣近所の方と親しいようでしたら、旅行に出るときは一声かけて行きましょう。ただし、「留守宅の情報を勝手に他人に知らせない」という約束は、お互いに確認をしておくことが大事です。

「引っ越してきたばかりで隣人のことがよくわからない」「マンションや集合住宅でご近所との付き合いがない」といった場合もあると思いますので、お住まいの環境に応じて判断してください。

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今回ご紹介した「家を留守にする際に気をつけておきたいポイント」は、少しの意識で簡単にできることばかりです。お子さんに防犯への関心を持ってもらうためにも、ぜひ毎回のお出かけ前に、親子でチェックするように心がけてみてください。


<参考サイト>
安全・安心に関するタイムリーなコラム、セコムの「月水金フラッシュニュース」
・「約6割の泥棒は留守かどうか下見している」
・「マンションの侵入手段の第1位に「無施錠」が登場」
・「6%の泥棒が留守の確認に行うこと」

ご旅行中でも、留守宅の安全をセコムが見守るので、安心です
・「セコム・ホームセキュリティ

2009.09.15

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